今週のメインレースは、
秋のマイル王決定戦の
第25回マイルチャンピオンシップである。
第25回マイルチャンピオンシップは、
春のマイル王決定戦の安田記念を圧勝した
ウオッカが不在ということもあり、
混戦が予想される。
その混戦模様の第25回マイルチャンピオンシップでは、
スーパーホーネット(藤岡)が一番人気になりそうである。
スーパーホーネットは、前走の毎日王冠において、天皇賞馬ウオッカを差し切って春の安田記念の雪辱を果たしており、ウオッカ不在の第25回マイルチャンピオンシップでは人気になって当然である。
また、
去年のマイルチャンピオンシップにおいては、
スーパーホーネットは、
最強のマイル王ダイワメジャーに
クビ差まで迫っており、
京都コースも得意な舞台である。
よって、去年よりもメンバーが弱化した
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
スーパーホーネットに
本命級のかなり高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、
スーパーホーネットが制した毎日王冠で
5着に敗れてしまったカンパニー(横山典)も、
第25回マイルチャンピオンシップでは
人気になりそうである。
カンパニーは、毎日王冠において、スーパーホーネットから3馬身弱の差の5着に敗れてしまったが、開幕週のイン有利の馬場でインの5番手を追走する展開に恵まれたスーパーホーネットに対し、カンパニーは、開幕週の馬場で大外を回らされたことを考慮すると、レース内容的には着差ほどの差はない。
これは、次走の天皇賞(秋)において、
カンパニーが、ウオッカと差のない
4着に好走していることからも分かる。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
カンパニーに、スーパーホーネットと
互角程度の評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
他には、
去年の高松宮記念馬スズカフェニックス及び
今年の高松宮記念馬ファイングレイン(幸)の
2頭のG1馬も
第25回マイルチャンピオンシップに出走する。
スズカフェニックスは、今年に入って勝ちきれない競馬が続いているが、いずれのレースも追い込み馬に不利な展開及び馬場状態での敗戦であって、レース内容的には大きな衰えは見られない。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいても、
スズカフェニックスの能力には
かなり高い評価を与えるべきである。
ただし、スズカフェニックスは、
人気先行タイプの追い込み馬であるため、
展開や馬場次第で脚を余してしまう危険性が
常に付きまとう。
よって、
武豊騎乗で実力以上に人気になってしまうようであれば、
スズカフェニックスの評価を下げるべきである。
一方、
第25回マイルチャンピオンシップが
ハイペースになりそうであれば、
安定して追い込むスズカフェニックスには
本命級のかなり高い評価が必要
と競馬理論では判断している。
一方、
今年の高松宮記念馬ファイングレインは、
秋では精彩を欠くレースを続けている。
ファイングレインは、前走のスワンステークスで、59キロの斤量を背負いながら5着に走ったので復調気配が窺えると見ることもできるが、スワンステークスの5着は、スローペースで先行する展開に恵まれたものであり、レース内容的な価値は低い。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
高松宮記念馬という実績を評価しつつも
近走のレース内容を重視して、
ファイングレインにはあまり高い評価を与えるべきではない
と競馬理論では判断している。
一方、
第25回マイルチャンピオンシップの
関西のステップレースのスワンステークスからは、
1着のマイネルレーニア(佐藤哲)、
2着のローレルゲレイロ、
3着のジョリーダンス、
4着のスズカフェニックス(武豊)及び
5着のファイングレイン(幸)が出走を予定している。
1着のマイネルレーニアはマイペースでの単騎逃げ、2着のローレルゲレイロは絶好位の3番手インを追走、3着のジョリーダンスは5番手のインから直線でもインを突いて追い込んでおり、いずれの馬の好走も、スローペースの展開及びイン有利の馬場状態に恵まれたものである。
よって、このようなスローペースで
イン有利な馬場で大外を回らされて4着だった
スズカフェニックスに、マイネルレーニア、
ローレルゲレイロ及びジョリーダンスの上位3頭よりも、
高い評価を与えるべきである。
つまり、第25回マイルチャンピオンシップでは、
スズカフェニックスがスワンステークス組で
最先着を果たす可能性が高いので、
マイネルレーニア、ローレルゲレイロ、
ジョリーダンス及びファイングレインを
馬券対象として取り上げる必要はない
と競馬理論では判断している。
一方、
第25回マイルチャンピオンシップの
関東のステップレースの富士ステークスからは、
1着のサイレントプライド(後藤)、
2着のリザーブカード(柴山)、
4着のエイシンドーバー(内田博)、
6着のショウナンアルバ(蛯名)、
12着のコンゴウリキシオー(ルメール)及び
13着のマルカシェンクが
第25回マイルチャンピオンシップに
出走を予定している。
1着のサイレントプライドは、コンゴウリキシオーから離れた2番手を追走し、2着のリザーブカードは1枠を生かして中段のインを追走しているように、いずれの馬の好走も、イン有利の馬場状態に恵まれたものである。
また、サイレントプライドは、
休み前にダービー卿チャレンジトロフィーをも
制しているが、
このときの勝利も超スローペースで逃げる展開に
恵まれてのものであり、
内容的な価値はかなり低い。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
サイレントプライド及び
リザーブカードに高い評価を与えるべきではない
と競馬理論では判断している。
一方、富士ステークスにおいて、
エイシンドーバーは、
先行集団の直後のインを追走したが、
直線で外に持ち出された分だけ伸びを欠き、
4着に敗れてしまったが、
レース内容的にはサイレントプライド及び
リザーブカードと大きな差はない。
また、エイシンドーバーは、春の安田記念でウオッカの3着に好走していることから、第25回マイルチャンピオンシップでは、もう少し走れそうである。
しかしながら、エイシンドーバーの安田記念の3着は、イン有利の馬場状態で最内を突く展開に恵まれたものであり、レース内容的には着順ほどの価値には値しない。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
エイシンドーバーに押さえ程度の評価を与えれば十分
と競馬理論では判断している。
一方、3歳馬のショウナンアルバは、
マイル路線に狙いを変更して、
前走の富士ステークスでは上がり
ナンバーワンとなる33秒6の脚を使って、
0秒3差の6着に追い込んだ。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップが
ハイペースとなって追い込み有利の流れと
なるようであれば、
ショウナンアルバが通用してもおかしくはない。
ただし、ショウナンアルバの富士ステークスの6着は、イン有利の馬場で無駄な距離を走らせずにインを追い込ませた武豊騎手の好騎乗によるものとみることができるので、人気になるようであれば過大評価は禁物だろう。
一方、コンゴウリキシオーは、
ルメール騎手騎乗が魅力的だが、
いかんせん最近の成績が悪すぎる。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
コンゴウリキシオーが単騎で逃げられたとしても、
ゴール前で止まってしまうと
競馬理論では判断している。
一方、前走の富士ステークスでは
13着と人気を裏切ったマルカシェンクだが、
前々走の関屋記念の勝利は非常に強い内容であった。
よって、第25回マイルチャンピオンシップが
ゴール前でもつれるようであれば、
マルカシェンクが巻き返す可能性もあり得る
と競馬理論では判断している。
一方、ダービー2着のスマイルジャックも、
第25回マイルチャンピオンシップに
出走を予定している。
スマイルジャックは、
菊花賞で16着に敗れてしまった後の参戦となるが、
距離短縮はいい方向に出る可能性が高い。
しかしながら、今年の3歳牡馬世代はディープスカイを除きかなり低レベルなので、マイルの一線級が揃う第25回マイルチャンピオンシップにおいて、スマイルジャックが好走する可能性はかなり低いと競馬理論では判断している。
一方、府中牝馬ステークスからは、
1着のブルーメンブラット(吉田豊)及び
4着のキストゥヘヴン(藤田)が
第25回マイルチャンピオンシップに
出走を予定している。
ブルーメンブラットは、
府中牝馬ステークスにおいて、
カワカミプリンセスを並ぶ間もなく差し切って、
勝利を収めた。
そのカワカミプリンセスが
次走のエリザベス女王杯でも
2着を確保していることを考えると、
ブルーメンブラットの
府中牝馬ステークスの勝利には
高い評価を与える必要がある。
また、ブルーメンブラットは、春のヴィクトリアマイルでウオッカと差のない3着に好走していることから、牡馬相手の第25回マイルチャンピオンシップでも通用するはずである。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
充実著しいブルーメンブラットに
それ相応の高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、春の阪神牝馬ステークス及び
府中牝馬ステークスの内容を振り返る限り、
桜花賞馬キストゥヘヴンが、
ブルーメンブラットを逆転する可能性はかなり低い。
よって、
第25回マイルチャンピオンシップにおいては、
キストゥヘヴンならば、
ブルーメンブラットを取り上げるべき
と競馬理論では判断している。
一方、ラーイズアトーニー(キャラハン)
というカナダ馬も
第25回マイルチャンピオンシップに
出走を予定している。
ラーイズアトーニーについては、
調教やカナダでのレースを分析して、
最終的な評価を下す予定だが、
成績だけ見ると
第25回マイルチャンピオンシップでは
通用しない気がする。
以上のように、競馬理論は、
第25回マイルチャンピオンシップに出走する
有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、
枠順、展開、調教及び馬場状態などの
様々な要素を加味して、
第25回マイルチャンピオンシップの
最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、
第25回マイルチャンピオンシップの
予想をお楽しみに。







